今年、大学2年生の長男。
高校は公立の進学校でした。
3人兄弟&庶民家計の我が家、「大学は自宅から通える国立大学でお願い」というのが、暗黙の了解でした。
ところが、高校2年の終わり頃、彼が突然の志望校変更。
もっと目標を上げて、東京の大学を目指したいと言い出しました。
予想外の展開に家計がついていけない
でも、子どもの願いは叶えてあげたい
ダメとは言えないよね・・・(-_-)
その時点で、本人には、家計から出せるお金の話をして、東京の大学に進学するなら、「奨学金を借りて欲しい」とお願いしました。
奨学金と一言でいっても、いくつか種類があります。
国が運営する日本学生支援機構(JASSO)の奨学金
民間企業の奨学金
大学独自の奨学金
地方公共団体の奨学金
など
それぞれ条件が違っていて、返還の必要が無い給付型もあれば、無利息で貸与する貸与型、利息が発生する貸与型などいろいろです。
条件の良いものは親の収入や高校の評定・大学入試の点数などの要件がめちゃくちゃ厳しい。
大学入学後も一定以上のGPA(大学の成績を簡単に数値化したもの)が求められます。
大学独自のものは、大学の入試前の夏~秋に申込受付が締め切られるので、受験することが決まったら猛ダッシュで申し込む必要があります。
民間を含めるとそれはもう様々な奨学金があり、申込時期も申込要件も申込方法も様々過ぎて、正直、そのすべてを比較して検討することは無理。
なので、学校から案内をもらった、JASSOの奨学金を申し込むことにしました。
国が給付または貸与する奨学金。
長男の通う公立高校では、高3の1学期に、学校でも説明会が開かれました。
申込方法が丁寧にレクチャーされ、申込内容を記入した用紙を先生が前もって添削してくれて、パソコンが無い家庭は学校のパソコンを使わせてくれたりと、至れり尽くせり。
そんな環境だったから、長男も奨学金に対して抵抗が無く、学校を通して申込しました。
高校在学時に申し込めるのは、JASSOの予約採用。
予約で採用されたら、大学入学後に正式手続きを行います。
予約採用は無事決まったのですが、残念ながら長男は大学受験に失敗。
正式手続きを行わなかった場合は、予約は自動的に取り消されます。
そして1年間の浪人後、めでたく合格した長男。
入学して、真っ先に奨学金の手続きを行いました。
高校時代に予約した内容は取り消されているから、一からやり直し。
それも短期間で!!
これが思った以上に大変。
何しろ、借りるのは親ではなく長男本人だから、すべての手続きは本人が行うのが基本。
書類を記入したり、パソコンでの入力、提出する書類を用意して、期日までに大学に提出。
締切は大学によってさまざまですが、これがまた、長男にメールで連絡されるため、手続に不備が無いか親には知らされずドキドキです。
さらに、貸与型の場合は、保証人は親だけではだめで、一定以上の収入(年金はダメ)があり印鑑証明書が提出できる身内を連帯保証人にするか、毎月保証料を支払って保証会社に依頼することになります。
我が家は貸与型だったので、採用が決まった後に、急いで私の弟に署名と印鑑証明を依頼して、速達で送るなどしてギリギリ間に合いました・・・
現在、長男の大学に支払う学費と通学交通費は全額家計から支出しています。
さらに、寮の費用(平日2食付き)も家計から。
これだけで、年間130万円ほど。
もうこれが限界(-_-)
これ以外に必要になる、平日の昼食と土日の食事代、遊興費などは、バイト代と奨学金でやりくりしてもらっています。
奨学金は毎月8万。
バイト代は2~3万円がいいところ。
合計10万円くらいにはなりますが、なんだかんだ金欠のようです・・・
さて、高3の次男も、兄と同じ大学を目指しているため、合格したら自宅を出ることになります。
今年も、JASSOの奨学金を申し込まなくては!!
ただ長男の時と違ったのは、学校で奨学金の説明会が無かったこと・・・
いつまでたっても説明会がないまま1学期が終わりそうだったから、直接担任の先生に確認しましたよ。
そしたら「全体での説明会はありません」(゚д゚)!
中高一貫の私立高校に通う次男・・・
そもそも、奨学金が必要な学生が少ないと思われます。
みんなお金持ち・・・
なので、自分から先生に問い合わせて、資料をもらわないといけません。
一応、職員室の近くに奨学金のお知らせコーナーはあります。
でもね。
自主的にそこ見る高校生ほとんどいないんです。
奨学金を必要としていないか、所得が多すぎてそもそも奨学金申し込めないご家庭だから。
担任の先生からは、奨学金を検討する人は自分で奨学金のお知らせをマメに見てくださいと言われましたけどね。
奨学金をチェックする = 大学進学の費用を準備できない庶民の証
同級生は誰も見ない奨学金コーナーを、一人で見つめる男子高校生のせつなさお察しください。
まあなんとか奨学金の書類をもらってきてもらい、予約申し込みの手続きも済ませ、3カ月。
ようやく結果が届きました。
不備も無く、予約採用(貸与型)決定!
庶民の我が家は収入制限もクリアしております。
これで安心して大学受験に挑めます。
でもね
今でもいっぱいいっぱいの我が家。
JASSOの奨学金だけでは足りない予感で胸がいっぱい・・・
私も大学受験二人目なので、奨学金はJASSOだけではないことを学びました。
次男には、JASSO以外の奨学金も申し込んでもらいます。
それも、給付型!!所得制限ゆるい系!!
現実的に申し込めそうな奨学金情報を二つゲットしましたので、ダメ元でチャレンジしてもらいます。
1つは有名なキーエンス。
申込時の所得制限なし。
毎月8万×4年間。
返済不要。
500名募集!
太っ腹すぎるさすがキーエンス。
募集開始は2月からです。
もう一つは、地域限定の奨学金。
所得制限はJASSO貸与型と同程度。
毎月11万×4~6年間。
返済不要。
毎年10名前後と狭き門・・・
この素晴らしい内容の奨学金、ママ友二人の息子さんが受給中と聞いて知りました。
ただ、誰でも応募できるわけではなく、まず対象となる高校が限定されています。
幸い次男の高校は対象でした。
まずは高校の中で選考が実施されるそう。
次男の場合高校の成績はかなりイマイチなので、難しそうではありますが、ダメ元で。
どちらも、JASSOと違ってただ単に必要項目を入力すればよい、というわけではないのが大変。
自分の強い意志をアピールする必要があります。
次男どうかしら・・・と打診してみたところ、返さなくていいのなら応募してみる、と前向きです。
うまくいくといいなぁ・・・あまり期待はできませんが。
そうそう当然ながら
給付型はもちろん貸与型の奨学金もほとんど、大学入学後の成績要件はほぼ必須だと思います。
留年するとアウト・・・なので、バイトはほどほどにしてもらいたい。
これ以上仕送り増やすの厳しいから・・・( ;∀;)
母からのお願いです
単位は大切に!!
にほんブログ村
高校は公立の進学校でした。
3人兄弟&庶民家計の我が家、「大学は自宅から通える国立大学でお願い」というのが、暗黙の了解でした。
ところが、高校2年の終わり頃、彼が突然の志望校変更。
もっと目標を上げて、東京の大学を目指したいと言い出しました。
予想外の展開に家計がついていけない
でも、子どもの願いは叶えてあげたい
ダメとは言えないよね・・・(-_-)
その時点で、本人には、家計から出せるお金の話をして、東京の大学に進学するなら、「奨学金を借りて欲しい」とお願いしました。
奨学金と一言でいっても、いくつか種類があります。
国が運営する日本学生支援機構(JASSO)の奨学金
民間企業の奨学金
大学独自の奨学金
地方公共団体の奨学金
など
それぞれ条件が違っていて、返還の必要が無い給付型もあれば、無利息で貸与する貸与型、利息が発生する貸与型などいろいろです。
条件の良いものは親の収入や高校の評定・大学入試の点数などの要件がめちゃくちゃ厳しい。
大学入学後も一定以上のGPA(大学の成績を簡単に数値化したもの)が求められます。
大学独自のものは、大学の入試前の夏~秋に申込受付が締め切られるので、受験することが決まったら猛ダッシュで申し込む必要があります。
民間を含めるとそれはもう様々な奨学金があり、申込時期も申込要件も申込方法も様々過ぎて、正直、そのすべてを比較して検討することは無理。
なので、学校から案内をもらった、JASSOの奨学金を申し込むことにしました。
国が給付または貸与する奨学金。
長男の通う公立高校では、高3の1学期に、学校でも説明会が開かれました。
申込方法が丁寧にレクチャーされ、申込内容を記入した用紙を先生が前もって添削してくれて、パソコンが無い家庭は学校のパソコンを使わせてくれたりと、至れり尽くせり。
そんな環境だったから、長男も奨学金に対して抵抗が無く、学校を通して申込しました。
高校在学時に申し込めるのは、JASSOの予約採用。
予約で採用されたら、大学入学後に正式手続きを行います。
予約採用は無事決まったのですが、残念ながら長男は大学受験に失敗。
正式手続きを行わなかった場合は、予約は自動的に取り消されます。
そして1年間の浪人後、めでたく合格した長男。
入学して、真っ先に奨学金の手続きを行いました。
高校時代に予約した内容は取り消されているから、一からやり直し。
それも短期間で!!
これが思った以上に大変。
何しろ、借りるのは親ではなく長男本人だから、すべての手続きは本人が行うのが基本。
書類を記入したり、パソコンでの入力、提出する書類を用意して、期日までに大学に提出。
締切は大学によってさまざまですが、これがまた、長男にメールで連絡されるため、手続に不備が無いか親には知らされずドキドキです。
さらに、貸与型の場合は、保証人は親だけではだめで、一定以上の収入(年金はダメ)があり印鑑証明書が提出できる身内を連帯保証人にするか、毎月保証料を支払って保証会社に依頼することになります。
我が家は貸与型だったので、採用が決まった後に、急いで私の弟に署名と印鑑証明を依頼して、速達で送るなどしてギリギリ間に合いました・・・
現在、長男の大学に支払う学費と通学交通費は全額家計から支出しています。
さらに、寮の費用(平日2食付き)も家計から。
これだけで、年間130万円ほど。
もうこれが限界(-_-)
これ以外に必要になる、平日の昼食と土日の食事代、遊興費などは、バイト代と奨学金でやりくりしてもらっています。
奨学金は毎月8万。
バイト代は2~3万円がいいところ。
合計10万円くらいにはなりますが、なんだかんだ金欠のようです・・・
さて、高3の次男も、兄と同じ大学を目指しているため、合格したら自宅を出ることになります。
今年も、JASSOの奨学金を申し込まなくては!!
ただ長男の時と違ったのは、学校で奨学金の説明会が無かったこと・・・
いつまでたっても説明会がないまま1学期が終わりそうだったから、直接担任の先生に確認しましたよ。
そしたら「全体での説明会はありません」(゚д゚)!
中高一貫の私立高校に通う次男・・・
そもそも、奨学金が必要な学生が少ないと思われます。
みんなお金持ち・・・
なので、自分から先生に問い合わせて、資料をもらわないといけません。
一応、職員室の近くに奨学金のお知らせコーナーはあります。
でもね。
自主的にそこ見る高校生ほとんどいないんです。
奨学金を必要としていないか、所得が多すぎてそもそも奨学金申し込めないご家庭だから。
担任の先生からは、奨学金を検討する人は自分で奨学金のお知らせをマメに見てくださいと言われましたけどね。
奨学金をチェックする = 大学進学の費用を準備できない庶民の証
同級生は誰も見ない奨学金コーナーを、一人で見つめる男子高校生のせつなさお察しください。
まあなんとか奨学金の書類をもらってきてもらい、予約申し込みの手続きも済ませ、3カ月。
ようやく結果が届きました。
不備も無く、予約採用(貸与型)決定!
庶民の我が家は収入制限もクリアしております。
これで安心して大学受験に挑めます。
でもね
今でもいっぱいいっぱいの我が家。
JASSOの奨学金だけでは足りない予感で胸がいっぱい・・・
私も大学受験二人目なので、奨学金はJASSOだけではないことを学びました。
次男には、JASSO以外の奨学金も申し込んでもらいます。
それも、給付型!!所得制限ゆるい系!!
現実的に申し込めそうな奨学金情報を二つゲットしましたので、ダメ元でチャレンジしてもらいます。
1つは有名なキーエンス。
申込時の所得制限なし。
毎月8万×4年間。
返済不要。
500名募集!
太っ腹すぎるさすがキーエンス。
募集開始は2月からです。
もう一つは、地域限定の奨学金。
所得制限はJASSO貸与型と同程度。
毎月11万×4~6年間。
返済不要。
毎年10名前後と狭き門・・・
この素晴らしい内容の奨学金、ママ友二人の息子さんが受給中と聞いて知りました。
ただ、誰でも応募できるわけではなく、まず対象となる高校が限定されています。
幸い次男の高校は対象でした。
まずは高校の中で選考が実施されるそう。
次男の場合高校の成績はかなりイマイチなので、難しそうではありますが、ダメ元で。
どちらも、JASSOと違ってただ単に必要項目を入力すればよい、というわけではないのが大変。
自分の強い意志をアピールする必要があります。
次男どうかしら・・・と打診してみたところ、返さなくていいのなら応募してみる、と前向きです。
うまくいくといいなぁ・・・あまり期待はできませんが。
そうそう当然ながら
給付型はもちろん貸与型の奨学金もほとんど、大学入学後の成績要件はほぼ必須だと思います。
留年するとアウト・・・なので、バイトはほどほどにしてもらいたい。
これ以上仕送り増やすの厳しいから・・・( ;∀;)
母からのお願いです
単位は大切に!!
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