おなじみのこの本より


“何度も試作してようやくたどりついた”ほんとうに作りやすい焼き菓子レシピ


いい具合に熟したバナナが2本残っていたので、

今日はおやつにバナナケーキを作ることにしました。

ちょうど、先日cuocaで買ったくるみもあったし、ちょうどいいや。



そういえばくるみをお菓子作りに使うのは久しぶりでした。

以前はレーズンと一緒にパンに入れて焼くこともあったのだけど、

子供達がくるみの食感がきらいで、特に次男はまだ小さかったのでかめなくて、

いつも出してしまうものだから、ここしばらく、くるみを買ったことが無かった。



でも私はくるみが大好き!ケーキに入れるときも、

本当は荒く刻んで食感を楽しみたいところだけれど、

子供達にもおいしく食べて欲しいから、今日は少々小さめに刻みました。



1時間もかからず焼きあがったバナナケーキ、部屋中がいい香り。

早速3時のおやつにおいしくいただきました。

長男も次男もぺろりと食べてくれた。



ところがその後悲劇が・・・!

二人でプラレールを引っ張り出して、仲良く遊んでいたのですが、

だんだん次男の機嫌が悪くなってきて、ぐずりだしました。

泣いているわけではないのに、目がうるんでいるし、やたらと首をかく。



眠くなってきたのかな?と思っていたら、なんだか目のまわりがおかしい。

あきらかにおかしい。蚊に刺されたようなふくらみが、いくつもいくつもできてきて、

見ているうちに両目が腫れてきた。

そして目を猛烈にかきだして、機嫌の悪さも最高潮。



・・・じんましんだ!



理由は、すぐにわかった。そう、ケーキに入れたくるみ。

ナッツ類がアレルギーの原因になることは知っていたけど、まさか次男が、と思ってた。

でも、それ以外には何も思い当たらない。



夫が急いで大学病院に連れて行ってくれて、点滴を受け、薬を飲んで、

なんとかかゆみはおさまってきたみたい。

しかし、顔がまったくの別人!まぶたがすごく腫れあがっていて、

目が開いているのか開いてないのかもわからないくらい。

耳は赤く、1.5倍くらいにふくれていた。

ボクシングでノックアウトをくらったような感じとでも言うのかな。

全く知らない子供の顔に思えるくらい。

夫によると、病院に着いた頃がピークだったみたいで、顔中が真っ赤になり、

本人もかゆいものだから両手で顔をかきむしって、引っかき傷はできるし、

とにかく泣き叫んで大変だったらしい・・・。



幸い、呼吸困難などの深刻な症状は起こらなかった。

でも、次男が食べ物でじんましんを出したのは、実は二回目。

一度目は、離乳食が始まって、赤ちゃん用の野菜ビスケットを初めて食べたとき。

野菜ビスケットの中の何が原因だったのかわからなかったので、気をつけていたんだけど、

でもそれ以来、そんな気配は無かったし、肌もきれいだし、何でも良く食べる子だったので、

食べ物に気をつけるのをすっかり忘れていた・・・。



急ぐ必要は無いが、アレルギー検査を受けたほうがいいと言われた。

うちの子、どうやら長男に続いて次男もアレルギー持ちのようです・・・

私はなーんにも無いのに、夫の体質を受け継いでしまったのかな。



それにしても、ほんとに次男にはかわいそうなことをした。

きっと、今まではくるみが大きすぎて食べられなかったから、

こんなに反応が出ることが無かったんだろうな。

兄弟がいるとどうしても、上の子に合わせた食生活になってしまいがち。

一人目のときにはあげなかったお菓子や食材も、気にせずあげてしまっていた。

まだまだ一歳、もう少し、気をつけてあげればよかった。



私もまだまだ母親修行中です・・・