おととしだったか、その前だったかよく覚えていないのですが、 顔の右半分に、急にしびれを感じたことがありました。

ほおが意識と無関係にわずかに痙攣するような感覚。

初めてのことだったので、これは何か脳に異常が?!

と、脳神経外科を受診しました。

 

その時に、生まれて初めてMRIの検査を受けたのです。

細い狭い空間にベルトコンベヤーみたいな感じで入って行って、 どんどんガーガーピーピーピーみたいな機械音が鳴り響く。

でも脳を見るにはそれしかないんだろうなあと。

結果、脳には全く異常はなく、ビタミン剤を処方されました、ε-(´∀`*)ホッ

 

でも、脳はわかるけれど、えっ、子宮がん?乳がんも?

MRIで検査できるなんて、まったく知りませんでした。

 

外部リンク
→ 子宮がんを調べるには、骨盤MRIと細胞診、どっちが重要?
→ 発見率No.1? 期待の乳がん検査「乳房MRI」

 

これまで、子宮頸がんも子宮体がんも細胞診をして、エコーも見てもらって、

乳がんだって、エコーにマンモ2方向を欠かさず、それでもなんだかすっきりしなかった。

 

どの検査にもメリットデメリットがあるし、一つの検査でオールマイティではない。

それならまあ、一度くらい、MRIも受けてみる価値はあるのかな?と思いました。

 

ということで、福岡市内のとある医療機関でMRIを予約。

レディースドッグということで、子宮がん+乳がんのMRIに加え、

一般的な定期健康診断に胃カメラ、腹部エコー、胸部レントゲンなどなど、いろいろやってもらって、約5万円。

ありがたいことに、職場の健保組合からの補助が、約半額。

それでもかなりの出費ですが、安心料だと思えば安いもの。

 

さて、予約当日は、胃カメラがあったので食事制限をしていました。

まずはこれまた初めての胃カメラだったのですが、これがキツイ・・・!

夫から、口からは厳しいと聞いていたから、鼻からをお願いしたんだけれど、私の低~い鼻は小さなカメラでも通過しにくく、麻酔をしてもらってても痛くて涙が( ;∀;)

さらに鼻血まで( ;∀;)

 

ということで、さんざん痛い思いをした挙句に口からに変更。

もちろん麻酔を軽くかけていたのだけれど、オエーーーーですよ。

これまた涙ですよ( ;∀;)

麻酔がかかってるから鼻も口も変な感じだし。

 

なんとか終わって、メインのMRI。造影剤は使用無し。

子宮のMRIは、ヘッドホンをして、音楽を聴きながらただ横たわっているだけ。

時間は20~30分ほどかかるけれど、脱いだり足を広げたりなどが無いから、精神的にはすっごくラクだし、もちろん痛くもかゆくもない。

 

ピーピーガーガードンドンドンといううるさい音にも慣れてきたころ、乳がんのMRIに移ります。

まず下向きになって、二つの穴の開いた型のようなものに胸を当てはめて、そのまままたヘッドホンをしてベルトコンベヤーで・・・

体勢的にはちょっとキツかったけど、マンモグラフィの痛さに比べたらなんてことはない。

 

ちなみに、胃カメラの結果は、検査当日にもう出ていて、 写真を見ながら先生と問診。

小さなポリープがあったけれど、特に心配はないとのこと。

父が去年胃がんになったばかりだったので、ほっとしました。

 

3時間ほどで全部の検査を終え、1時間後には昼食をとれるまでに回復♪

ちょうどお友達からランチのお誘いがあったので、

もりもり食べておしゃべりし、そこから午後はいつも通り仕事。

 

それから約1か月。先週、ドキドキのMRI検査結果が郵便受けに・・・!

子宮がんも乳がんもシロでした。良かった!

 

ただ、予想外だったのは、子宮のMRIを受けることで、卵巣まで検査できるのだけれど、なんと卵巣に嚢胞が見つかりました。

これもまあ、MRIで見たところ良性との所見で、珍しくないものなんだとか。

念のため、半年後に経過観察をとのことだったので、おとなしく従おうと思っております。

卵巣なんて、よほど痛みでもない限りは検査しないと思うので、早期発見できたのはMRIのおかげ。

とりあえず一安心かな。

 

子宮がん検診も乳がん検診も、脱がなきゃいけない、痛い、などが先に来て、どうしても後回しにしちゃったり、避けちゃったりする方も多いと思います。

そんな方には、MRI、お勧めしたいな。

ほんと、パンツ脱ぎませんし笑、痛くありませんから。

 

まだ、対応できる医療機関はそんなに多くはないと思いますが、機会があれば、ぜひ試してみてください♪