今から7年前、まだ長男が小学生だったときのこと。

公立高校授業料無償制が始まり、高校の学費が無料になったらしい、というのは知っていました。

そのときは、我が家が恩恵を受けるのはまだまだ先の話だったので、へぇ~高校無料になるんだ、ありがたいねえぇ、くらいにしか思っていなかったのです。

それから7年。

日々の忙しさと目の前で通り抜けていく教育費に翻弄されながら、その制度が、2014年に変わってしまったとは知りませんでした。

最初にその制度がスタートしたのは、2010年。

所得制限なしで、公立高校は授業料無料、私立高校は一律月額9,600円の補助が受けられるというものでした。

それが2014年に「高等学校等就学支援金制度」と名前が変わり、所得制限が設けられ、一定以上の所得がある家庭は補助がカットされることに!

我が子が高校に入学したつい最近、「え、所得制限があったの?」と初めて知った次第です・・・

FP資格持ってるのに情けない

 

判定は年に1度。

公立高校の学費は、9,900円、12か月分で、118,800円がもらえるかもらえないか、この差はすっごく大きい!

まあでも、うちは子ども手当も余裕でもらえている庶民だから、所得制限なんて関係無いわね~♪

 

と思っていたら、ここで落とし穴が。

子ども手当は、世帯主の収入で判定しますが、高等学校等就学支援金制度に関しては、収入が世帯で合算されてしまうのです。

それを実際どこで判定するのか、というと、「市町村民税所得割額」が30万4,200円を超えるかどうかということ。

聞きなれない方も多い言葉だと思いますが、要するにこれって、「住民税」ってこと。

所得税と違って、住民税は前年の所得に応じて、今年払う金額が決まります。

一年でトータルして、年末調整や確定申告をやって、その結果決定した所得から、今年いくらの住民税を払うのかが決まります。

会社員の方は、6月の給与明細と一緒に、「給与所得等に係る市民税・県民税 特別徴収税額の決定・変更通知書」(横長の白い紙に緑色で印刷されているもの)をもらっているはず。

 

フルタイム共働きで働いている家庭だと、住民税って意外と払っているもの。

子ども3人を扶養に入れている夫は、収入から控除される金額も大きいのだけれど、扶養控除が無い妻の税額は思った以上に多い!

高校入学時に、平成28年度の通知書のコピーを両親二人分提出、ということで、改めてその税額を確認し、慌てました。

 

平成28年度の住民税は、平成27年の所得から決定されるのですが、その金額は、私がパートをしていたときから、年の途中で正社員になったときの分の所得。

つまり、まるっと一年正社員のお給料をもらっていたわけではなかったので、そんなに多くない・・・と思ったら意外とギリギリ!?あ、危なかった~!

 

しかしこれって、今後収入が順調に増えたら、もうアウト。そこで使えるのが、じつはふるさと納税なのでした。

去年、住宅ローン控除が終わってから、何かと話題のふるさと納税を、試しにやってみようかな・・・と私の名前でやってみたところ、ふるさと納税は税額からダイレクトに控除されるから、すごく効果があったんです。

決定通知を見たら、年末にバタバタとふるさと納税した金額が、見事に住民税から引かれていて、一目瞭然でした。

(2,000円が実質負担となります)





「給与所得等に係る市民税・県民税 特別徴収税額の決定・変更通知書」の一部です。

青で囲った、税額控除額に、ふるさと納税で控除される金額が入ります。

税額④から、ふるさと納税の⑤を引いたのが、赤で囲った所得割額⑥。

この、⑥の市町村民税所得割額が30万4,200円を超えるかどうかで、

高等学校等就学支援金(基本は年額で11万8800円)が受給できるか決まります。

夫婦共働きの場合は合算ですので、よくよく確認してみてくださいね。




 

ということで・・・今年はしっかり計画的に、ふるさと納税をやっていこうと思います。

とりあえず、7月のスーパーSALEでふるさと納税をしたのがこちら。

 

 








 



それはそれは大きなうなぎでした。

土用の丑の日の少し前に届いたので、とっておこうと思ったんだけれど、あまりに大きくて冷凍庫に入りきれず、すぐに食べました。

あくまでも返礼品なので、到着日の指定ができないんですよね^^;

でも、とっても柔らかくて臭みもなく、美味しかった!

 

 








 



私が買ったときは、漢方で育った梨ではなく普通の梨の10個入りでした。

果物は季節ものだから、もう売切れてしまったみたい。

ちょうど、今週届いたのですが、見事な大きさのきれいな梨!

贈答品にしても良いくらいです。

とっても甘くて美味しい。毎日少しずつ食べるのが楽しみ♪



 

 









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それから定番の北海道産いくらしょうゆ漬け!

これはまだ食べずにとってあります^^

何かのときに、贅沢にいくら丼にして食べたい。

 

 

それから去年のふるさと納税でいただいた返礼品がこちら。

 

 








 



長男の大好物なのですが、これ、常温保存できるのがありがたいんです。

お弁当の品数が足りないときにも便利♪

 

 








 



これすっごく美味しかったので、今年もぜひ!と思っていたのだけれど、去年1キロで10,000円と納めやすかったのが、今年は単位が変わってしまってて・・・う~ん、金額がちょっと厳しいかな・・・他で探そう。

 

 

いくらまでふるさと納税可能なのかは、結局のところ12月のボーナスではっきりわかるのですが、去年とさほど変わらないと予想されるのであれば、12月の負担が大きくならないように、分けて納税したほうがラクかな~と思います。

試算はこちらのサイトでお世話になりました。
→ 税理士試験と税務のメモ

楽天の、ふるさと納税特集ページでもシュミレーションできますが、こちらのほうがはるかに詳しく、仕組みがよくわかります。

計算シートをエクセルで保存できるのも、後から見返すことができて便利♪

 

楽天でふるさと納税をするときに気をつけることは、楽天IDは一つでいいのですが、注文するときに、注文者とカード名義人を、控除対象の人に統一すること。

普段は私の楽天IDを使ってポイントを貯めているので、夫のふるさと納税にしたいときは、注文者とカード名義を夫に変えるようにしています。

ここ間違うとただの寄付になっちゃうので要注意!

あとは、ワンストップ納税制度を利用するかどうかなど、細かいことも、納税先の説明などでよく確認してくださいね。

 

ということで、来年高校生がいるご家庭は、昨年の収入から計算された住民税を今一度チェックしておくことをお勧めします。

ギリギリのラインにいる場合は、毎月の楽天買いまわりなどを利用して、さらにお得にふるさと納税♪

我が家ももう少し、ふるさと納税する予定です。